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会長挨拶 

​ この度「日本育療学会第27回学術集会」を2023年12月9日(土)に開催させていただくことになりました。新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、現地開催が多くなってきていますが、本学会では今年度もオンラインで開催いたします。

 子どもたちの生活・くらしは、新型コロナウイルス感染症により、どのように変わったでしょうか?子どもの生活は成長発達とともに家庭から学校、地域へと広がっていきます。子どもは人との関わりでさまざまなことを学んでいきますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、人と交流することが閉ざされ、孤立した生活を余儀なくされてきました。一方で、GIGAスクール構想と相まって学校のICT環境が整い、自宅と学校とのオンライン授業やタブレット型端末の配布など通信手段が増えました。このような環境の変化は、病気や障害により入院しなければならない子どもたちにとって、学校と病院との「つながり」が近くなってきたといえるかもしれません。しかし、実際に「つながる」子どもにとっては、対面でのコミュニケーションがうれしくて楽しくて、早く退院したい思いにつながっているように思います。

 この学術集会では、子どもの学校生活を中心として、学校、医療、家庭、地域とつなぐ働きをする専門職に焦点を当て、「つなぐこと」について改めて考えてみたいと思います。この学術集会に参加された方々の一人でも多くの人が、「つなぐ」活動をするきっかけをつかんでいただけることを期待しています。

日本育療学会第27回学術集会                   

学術集会長 河合 洋子(豊橋創造大学保健医療学部 小児看護学)

​運営委員会

学術集会長 河合 洋子(豊橋創造大学保健医療学部)
事 務 局 長 永井 祐也(岐阜聖徳学園大学教育学部)
運 営 委 員 大見サキエ(前
​・椙山女学園大学看護学部)
      中塚 志麻(神戸教育短期大学こども学科)
​      
合田 友美(千里金蘭大学看護学部)

      川合 茉莉(豊橋創造大学保健医療学部)

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